2024年12月11日(水)にダッソー・システムズ株式会社様が、「令和6年度スマートけいはんなプロジェクト」の一環として、京都女子大学データサイエンス学部二回生とワークショップを開催されました。本プロジェクトは水害発生時の車両を利用した避難行動の検証を、デジタルツイン技術で行うことを目的としています。

今回のワークショップでは、けいはんな学研都市の精華町で行われるシミュレーションの前提条件となるデータを取得するために、Clubけいはんなにて実施した「災害時の車両を利用した避難」に関するアンケートデータを活用しました。なかでも避難完了までの時間を大きく左右する準備に必要な時間の分析を行いました。


ワークショップに参加した学生は質問項目を参照しながら、避難準備時間に影響を与える可能性のある要因をブレインストーミングしました。さらに実際にアンケートデータを加工することで、結果をグラフで可視化したり、結果に対して様々な角度から解釈を加えました。
多くの会員様からご回答を頂き、誠にありがとうございました。

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精華町の住民は約1/3が自家用車での避難を選択しました。

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自家用車で避難する人は準備時間が長く、日頃から防災用品等を用意している人は短いという結果が出ました。

プロジェクト背景説明の様子

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グループディスカッションの様子

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