理事長ごあいさつ
理事長 堀場 厚
関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)は、1994年の都市びらきから2024年で30年となり、先端的学術研究都市として成長してきました。情報通信分野をはじめ、医療・バイオ、環境・エネルギーなど幅広い分野において、わが国を代表する研究機関が集積するほか、平城宮跡歴史公園などの文化施設も有しています。また、大企業から中小企業までオンリーワン技術を持つ企業が多数立地しており、施設数は150を超え、人口も25万人に達しました。
国家プロジェクトとしてスタートしたけいはんな学研都市は、その理念のひとつに「我が国及び世界の文化・学術・研究の発展、並びに国民経済の発展への寄与」を掲げています。例えば、多言語音声翻訳研究は、携帯型翻訳機などの画期的なビジネスを生みだしました。このように世界の先端を切り拓く研究の成果を、わが国の経済発展につなげるべく、当機構では、国内外の各方面と協力・連携し、スタートアップ企業の支援、企業・研究者の連携や交流などイノベーションの創出を推進しています。
2020年には「スタートアップ・エコシステムグローバル拠点都市」に選定されました。「世界トップレベルの研究開発型オープンイノベーション拠点の形成」を目指し、世界のスタートアップ企業先進都市と同レベルまたはそれ以上の創業環境整備を実現することで、さらなる活性化を図ります。
また、2025年には「未来社会の実験場」をテーマとする大阪・関西万博も開催されます。けいはんな学研都市が最先端技術の実証環境を誇る実験拠点としても万博の成功に貢献し、その存在意義を世界に発信することで、今後の益々の成長と発展につなげたいと考えております。
パンフレット
財団のあらまし
公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構
関西文化学術研究都市推進機構は、本都市の建設を推進するために設立された公益財団法人です。
設立 | 昭和61年6月19日 |
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所在地 | 京都府相楽郡精華町光台1丁目7 (けいはんなプラザ内) |
目的 | 創造的な文化、学術及び研究の拠点の形成に関する調査研究及び提言を行うとともに、新しい文化、 学術及び研究の拠点となるべき関西文化学術研究都市の建設をはじめとする都市づくりに関する調査研究、企画立案、合意形成、 及び新産業創出などの産業振興並びに学術研究の発展に資すること等を行うことにより、同都市の発展に寄与する |
事業 |
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評議員会 |
構成:経済団体・研究施設・企業・大学・地方自治体の関係者 |
理事会 |
構成:理事長 堀場 厚(関経連副会長) |
監事 |
構成:企業の関係者・税理士 |
事務局組織 | 事務局組織図 |