2024年12月20日に「けいはんなR&Dイノベーションコンソーシアム第9回中間成果報告会」、および「けいはんなR&Dイノベーションフォーラム2024」(「けいはんな学研都市先端シーズフォーラム」と合同開催)をオンライン形式で開催しました。
コンソーシアム会員を対象として以下の報告を実施しました。
<議案>
・コンソーシアム全体の運営や各WGの取組み
・K- PeP (けいはんな公道走行実証実験プラットフォーム)の活用
・住民サポーター組織「clubけいはんな」の取組み
・イノベーションハブについて
今回は、「フードテック×和食,未来は ここから 始まる〜和食の新たな章が世界を魅了する〜 」をテーマとして実施し、100名を超える方々にご参加頂きました。
けいはんなR&Dイノベーションコンソーシアム活動状況及びイノベーションハブについての報告の他
今回、学研フードテック共創プラットフォームの協力により、「けいはんな学研都市ならではのフードテックの取組」について説明いたしました。
<特別講演>
特別講演1:「海外の視点からみた日本の食文化」立命館大学 食マネジメント学部 教授 南 直人先生
南 直人先生は、寿司やラーメン、カツ丼、おにぎりなど多様化する日本食文化をご紹介し、海外における「日本食=健康」というイメージに加え、独自の解釈についても解説されました。また、伝統的な日本の食文化が無形文化遺産に登録された意義や、保存・継承の取り組みに関する活発な質疑応答が行われました。
特別講演2:「料理と科学の本質」京料理 木乃婦 主人 髙橋 拓児 氏
髙橋 拓児様は、京料理の美しさとと科学の相性として、色鮮やかな京料理の写真とそれに合うワイン、
新しい料理発見の可能性をご紹介されました。 一方で構造破壊のリスクについてもご講演された。和食の世界
での DXの可能性や和食が持つ食材の無駄を出さない工夫等のサステイナブルな側面について、質疑応
答も活発に行われました。