セミナータイトル | 内容 |
2018年7月17日(火) 情報交流会 包接化合物、機能性細孔物質の発展と今後への期待 |
大阪大学を発祥とする包接化合物、そしてテレフタル酸銅に代表されるミクロ細孔を持つ集積型金属錯体の生い立ち、様々な機能性の発見を振り返った。又、その後の発展としてのシクロデキストリンケージに香り分子などを閉じ込めた包接化合物や細孔構造を持つ配位高分子(PCP)、金属有機構造体(MOF)のガス分子吸蔵、触媒機能性などに着目した話題を提供した。多様なポテンシャルと新たな応用への取り組み、量産化に向けた研究開発を通じてこれら材料系の科学と技術の現状・将来について議論した。それを通じてこれらが寄与する幅広いテクノロジーの今後の新展開を探った。 |
2018年10月1日(月) 情報交流会 3D造形技術の発展と今後への期待 |
レーザー加工、光重合、プリンタブル技術など微細な3次元立体構造を可能とする3D造形技術の最近の進展を紹介した。レーザーによる金属の難加工材料の溶接、インクジェットプリンターによる多様細胞の立体造形、光トラッピングを活用した高精度微細造形、又、新規3Dプリンティング材料と活用事例などに注目した話題を提供した。これら3D造形技術の現状と将来について議論し、これらが寄与する幅広いナノテクノロジーの今後の新展開を探った。 |
2018年12月17日(月) 情報交流会 ナノテクノロジーの現在~未来 |
IoTやAIの進化により、新たな「スマートライフ」実現に向けた開発が加速している。ビッグデータ活用やAIソフトウェアの進化も含め、これらのシステムの中で使われる材料・デバイスも重要な要素であり、様々なナノテクノロジーが応用されている。本交流会では各領域におけるナノテクノロジーの現状及び将来の姿を紹介した。 |
2019年2月19日(火) 情報交流会 サステナブル社会を見据えたテクノロジー |
ゲリラ豪雨や連続的な猛暑日など、地球温暖化に起因する異常気象が頻発し、我々の生活にも悪影響を与えている。また、日々生産される化学物質による水や空気の汚染も世界規模で進行しており、人類生存のベースとなる地球環境が揺らいでいる。本交流会では、サスティナブル社会実現に向けた科学技術の考え方、最新の話題と課題を紹介し、ナノテクノロジーの利活用を考察した。 |
2018年11月20日(火)理工学セミナー 量子の世界とナノテクノロジー |
量子コンピュータの進展により、量子科学領域に対する注目が集まっている。コンピュータ分野以外にも、量子の物性・挙動を解析し、新たなセンサーやアクチュエータに応用する試みは数多く行われてる。本セミナーでは、この領域における最新技術やデバイス、機能材料等への展開について報告した。 |